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支えるしくみ

お金の通り道

SBI 証券とドコモ SMTB ネット銀行を使っている理由

前回、お金に三つの役目を振っている話をしました。今回は、そのお金がどこを通っているかの話です。

私がふだん使っているのは、この二つです。

  • 証券会社:SBI 証券
  • 銀行:ドコモ SMTB ネット銀行(旧 住信 SBI ネット銀行)

SBI 証券を使っている理由

大きく分けて、五つあります。

一、日本の株の売買手数料がかからない

インターネットで日本の株を売り買いするときの手数料が、無料です。取引報告書などを紙ではなく電子で受け取る設定にしておくことが条件です。

一回の売買が数百円でも、十年、何百回と積み重なれば、ばかになりません。私が 336 社まで買い進められたのは、この手数料の安さに負うところが大きいと思っています。

ただし、だからといって短期の売買は勧めません。 手数料が無料になっても、売り買いを繰り返して増えなかった私の数年は、戻ってきませんでした。

二、一株から、手数料なしで買える

日本の株は、ふつう百株単位で売り買いします。値の高い会社だと、それだけで数十万円になります。

SBI 証券では、百株に満たない数(単元未満株)も、手数料なしで買えます。 売るときも無料です。値段を指定することはできず、一日に数回ある決まった時刻に、そのときの値段で取引が成立します。

少しずつ、多くの会社に分けて買いたい私には、これが欠かせませんでした。

三、良いインデックス投資信託が、安く買える

手数料の安い全世界株式のインデックス投資信託などが、買うときの手数料なしでそろっています。老後のための積み立ては、ここで回しています。

四、銀行との連携が滑らか

三井住友銀行や、後で書くドコモ SMTB ネット銀行とつないでおくと、証券口座への入金が手数料なしで、すぐに反映されます。お金を動かすたびに手数料と待ち時間がかかると、それだけで億劫になります。億劫は、続かない理由の筆頭です。

五、結局、いちばん使いやすい

画面は、正直なところ多少使いづらさを感じます。慣れるまでは、どこに何があるのか迷いました。

それでも、私がこれまで触ってきた中では、SBI 証券より使いやすい証券会社はありませんでした。 品ぞろえ、手数料、銀行とのつながり。総合すると、ここに落ち着きます。

気をつけていること

一つだけ、強く書いておきます。

どの証券会社でもそうですが、並んでいる商品が、すべて良いものとは限りません。 手数料が高いもの、仕組みが複雑で何にお金を払っているのか分かりにくいもの、そういう商品も同じ画面に並んでいます。

「おすすめ」「人気」と書かれていても、中身を読んで、自分で分からないものは買わない。 これだけは守ってください。

ドコモ SMTB ネット銀行を使っている理由

SBI 証券との相性

SBI 証券と口座をつないでおくと、銀行と証券のあいだのお金の行き来が、すぐに、手数料なしでできます。株を買いたいときに、銀行のお金がそのまま使える。この手軽さが、ありがたいのです。

振込手数料が、月に何回か無料

他の銀行への振込手数料が、月に何回か無料になります。私の場合は月五回です。無料の回数は利用状況に応じたランクで決まり、2026 年 5 月に仕組みが改められているので、ご自身の条件は公式の案内で確かめてください。

目的別口座が、すごく便利

いちばん気に入っているのが、これです。

一つの銀行口座の中に、目的ごとの小さな口座を作れます。そして、決まった日に、決まった額を、それぞれへ自動で振り分けられます。

私は、たとえばこんなふうに分けています。

  • 家計
  • 投資
  • 贅沢費
  • 贈り物の積み立て

給料が入ると、何もしなくても、それぞれの口座に少しずつ振り分けられていく。忘れがちなお金を、忘れているうちに貯めておいてくれるのです。

前に「予見できる支出を、あらかじめ用意しておけること」が、眠れる理由の一つだと書きました。その仕組みの実体が、この目的別口座です。私は意志が弱いので、意志を使わずに済む仕組みに頼っています。

そして、「贅沢費」と「贈り物」の口座があることも大事です。前回、増やすより使うほうが難しいと書きました。使うためのお金が、最初から別に取り分けてあると、使うときの後ろめたさが少し減ります。

名前が変わりました

この銀行は、2026 年 8 月に「住信 SBI ネット銀行」から「ドコモ SMTB ネット銀行」へ名前が変わりました。 「ドコモの銀行」という呼び名も使われています。

前の年に NTT ドコモの傘下に入ったためです。SBI 証券との連携の仕組み(SBI ハイブリッド預金)は、いまのところ変わらず使えます。

ただ、銀行はドコモのグループに、SBI 証券は SBI のグループにと、持ち主が分かれました。 SBI グループは自前の SBI 新生銀行との連携を前に出しており、今後、二つの連携のかたちが変わる可能性はあります。これから口座を作る方は、その点も頭に置いておいてください。

公式の案内

手数料や無料の条件は、変わることがあります。口座を開く前に、必ず公式の案内で最新の条件を確かめてください。


本記事は、筆者個人の利用経験の記録です。 特定の金融商品の購入を勧めるものではなく、投資助言でもありません。記載した手数料・条件は 2026 年 9 月時点で筆者が確認したもので、変更されることがあります。 本記事に広告は含まれません。 上記のリンクは公式サイトへの通常のリンクで、筆者に報酬は発生しません。